大阪市内の投資物件②
3つ目のポイントとして都市部への若年層の人口流入が続いていることです。
大阪市の人口数は東京23区に次ぐ日本第2位で2000年以降人口増加が微増しております。
ただし大阪市の人口増加については出生の数が死亡の数を上回っているわけではなく、大阪市内へ転入してくる数が転出を上回っている事が大きな要因となっています。
その理由として大阪はやはり関東圏つぐ大商圏エリアの中心都市であるため、利便性を考慮して大企業を含む多くの企業があります。また学校も多くあるため、必然的に人口が増えてきます。
転入してくる世代の内訳としては20才~24才の若年層が最も多いです。やはり高校や大学を卒業して就職で大阪市内に住み始めたという人が多いからかもしれませんね。
最近ではJR大阪駅の北側の大規模再開発をはじめ大阪市内中心部でも大規模な再開発が数多く計画されており、今後ますます発展していくことが想定されています。さらに2025年には大阪で万博が開催されることも決定しており、現在積極的に誘致活度しているカジノと併て高い経済効果が期待されています。
また20世紀から進められてきたリニア新幹線の開通で東京への移動がさらに便利になる事もあり、今後ますます商圏エリアが拡大してくでしょう。
現在大阪市内各地で都市開発が進められてきており、高層マンションや高層ビルなどが数多く開発されておりますが、東京と比較した場合、大きく異なる点が2点あります。
1つ目は先にも述べたように大阪はここ数年インバウンド事業で大きく成長しました。そこでインバウンド需要を狙った大型のホテル開発が進んでいます。
2つ目はJR大阪駅の北側部分の再開発に代表されるように「生活やみどり」を意識した街づくりがあります。都市公園の整備や開発を進め、ファミリー層に向けたアピールが強く、梅田とアクセスのいい北摂地域への波及効果も大きくなるでしょう。
当然市内にもファミリー層向けの大型マンションや高層マンションなども数多く建設されており、単身者よりもファミリー層を狙った開発が進められています。