大阪の投資物件の特徴
東の東京、西の大阪という呼ばれるように大阪は東京にならぶ大都市であり、また東京に神奈川、埼玉、千葉が隣接しているように、大阪にも兵庫、京都、奈良が隣接しています。
大きく異なる点としては働いているところと住むところの距離感です。
例えば東京の場合は東京の西側(八王子や立川等)や神奈川、埼玉、千葉などから1.5~2時間くらいかけて都内へ通勤してくるという人が多数いますが、大阪の場合は東京のように1.5時間以上かけて通勤してくるという人は非常に稀です。
これは多くの人が勤務地から1時間圏内に住んでいるので、家が遠いからといってわざわざ梅田や難波などの都市部に賃貸物件を借りて住むという人が東京よりも少ないのです。
合わせて兵庫は神戸市内、京都は京都市内など長時間の通勤をかけないでも働ける会社があるので、長時間かけて大阪まで通勤しないという人も多いです。
さらに通勤電車も東京のJRや私鉄に比べれ圧倒的に満員電車の比率が少ないため、通勤のストレスも少ないです。
では大阪ではどのような人が賃貸マンションを探しているかというとその大半は東京や地方からの転勤者や就職などで大阪に来る人になります。
先にも紹介したとおり、大阪は東京と並ぶ大都市であり、西日本の中心地です。
よって大企業の多くが大阪に本社や支社、支店を構えているため、転勤も頻繁に行われます。つまり毎年ある一定数の人が転勤などで異動するため、常に物件の需要があるのです。
さらに東京のように東京駅エリア(丸の内・八重洲)や品川エリア、恵比寿、渋谷、新宿、池袋、上野、六本木、赤坂など大企業はいたるところに拠点を構えていますが、大阪の場合は主に梅田駅(大阪駅)~なんば駅までの間(御堂筋線)に集中しているため、基本的にこのエリアに通勤しやすいエリアの物件が人気となります。
現在もこの梅田からなんばまでの御堂筋線を中心に新築マンションなどが数多く建設されており、当面この状況は続くでしょう。