投資物件の探し方⑥

4.不動産投資会社の利用

不動産投資物件専門の不動産会社から直接情報を収集するという方法があります。不動産仲介会社とは異なり、投資物件のみを専門にしていることから持っている情報量や知識が大きくことなるので、非常に心強く感じます。
また基本的には自社で投資物件を開発し、開発した物件を投資家に販売し、その物件の管理まで行うので、オーナーとしては手間をかけず投資に専念できるという非常に大きな強みがあります。
もちろんいいことばかりではないので、どのようなメリット・デメリットがあるか紹介します。

■メリット

1)管理まで任せられるので、手間が少ない
先に説明したように開発から管理まで行っていることがおおいため、オーナーが対応する事が非常にすくないので、手間がかかりません。

2)融資付からしてもらえるので準備が不要
「融資付」とはいわゆるローン付けの事で、事前審査がとおらず契約ができないケースや、本審査で否認され決済ができないなどの事がありますが、専門会社にお願いした場合はこの辺がスムースにいくため、こちらがでの準備が不要になります。

■デメリット

1)サブリース契約の場合は契約内容に注意
サブリース契約というのは不動産投資の物件管理の手間を削減する手法で、オーナーはサブリース契約を行うことで、自身の所有している物件を不動産管理会社に一括で管理してもらい、毎月一定の家賃保証を受けることができます。
一見メリットがありそうな内容ですが、契約内容をよく確認することが大切で、例えば「管理委託方式より収益性が低下してしまう」「賃料が見直され、保証金額が減額されてしまう可能性がある」などのケースがあるため、事前に契約内容を確認しておく必要があります。

2)首都圏などエリアが限られる
やはり投資を専門におこなっていることもあり、首都圏や関西圏など大都市圏にしか対応できない会社が多いのも事実です。やはり都会にある物件のほうが需要も高いので、地方都市の場合は売買できないなどのリスクがあるため、どうしてもエリアが限定されてしまいます。

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