投資物件の探し方③
前のページで紹介しました投資物件を探す方法についてもう少し詳細に説明していきたいと思います。
1:不動産投資ポータルサイトの利用
今の時代最も多く利用されている方法が「不動産投資ポータルサイト」の利用です。これはやはり2000年代以降我々の日常生活にインターネットが普及し、今では当たり前になったことが 大きな要因としてあげられます。
また2010年前後に登場したスマートフォンの普及でより検索するのが便利になったことで利用者にとっては欠かすことのできないものとなりました。
ではこの「不動産投資ポータルサイト」というのはどういったものなのでしょうか。
まさしく字の通りで、不動産投資に特化したサイトで、全国の様々な業者が取り扱っている投資不動産情報が掲載されています。
例えば不動産の物件価格や物件タイプ(土地、マンション、戸建て)、エリア、間取り、設備、築年数、利回りなど細かく紹介されており、利用者は希望する条件を絞って物件を検索する事ができます。
勿論物件情報だけでなく、不動産投資に関する様々な情報が掲載されているポータルサイトもあるので、不動産投資の初心者のかたや勉強をしたいかたも役に立つサイトです。
■利用メリット
ではポータルサイトを利用するメリットというのはどういったものがあるのでしょうか。
1)情報量が多い
やはりなんといっても圧倒的な「情報量の多さ」です。ポータルサイトは全国の物件情報が掲載されているので、例えば都会にいようが田舎にいようが気になる物件があれば調べる事ができ、また詳細な情報を取得することもできます。
つまりどこにいても常に最新の情報を得る事ができます。
2)詳細な物件資料を請求できる
ほとんどのサイトには「資料請求ページ」というものがつけられているので、気になる物件があった場合すぐに資料請求できる仕組みになっております。またWEBから完結出来るため誰でも気軽に資料請求出来るというのがポイントですね。
■利用デメリット
勿論メリットがあればデメリットもあります。
1)情報が多すぎる
情報が多いというのはメリットでもありデメリットでもあります。というのも不動産投資に慣れている人であればいいですが、初心者のかただと物件の良し悪し、情報の良し悪しを判別することが難しく、時間がかかってしまいます。
2)情報の鮮度
ポータルサイトに掲載されている物件情報は各掲載業者からの提供となるため、その物件の情報が最新の情報に書き換えられるのに時間が空いてしまう事もあるため、常に最新の情報が掲載されているという訳ではありません。
特に少人数で運営している会社などであれば業務過多のため更新頻度が遅いということもよくあり、気になる物件があり問合せしたが既に成約済みだったという事もあります。
3)おとり物件
「おとり物件」という言葉を聞いた事がある人も多いと思いますが、既に売却済みなのに条件等がよさそうな人気物件を掲載し問合せさせたときに、別の物件を紹介して売りつけるという事があると言われています。
勿論これは業界全体としては大きな問題となっているため、ポータルサイト側も積極的に情報を更新するように指導しているそうです。